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【2026/06/11 04:03 】 |
意識体を同調させている輩と、交流を図ることができる
電子の深海に自らの意識をのっぺりと広げていく。拡散させていく、というイメージをする。モンクレール ダウン

 これによって自らの意識体を電子の深海と同調させる。同調すればどうなるかというと、同じように意識体を同調させている輩と、交流を図ることができる。旧時代では文字を送り合うことでそれを為していたが、diveが数多の世界に繋がったことによってその交流の仕方は陰に潜まった。意識体での同調の凄い所は、一斉に交流を何千万人と同時に取れることであり、それら何千万人もの意識体が持っている情報が(本人が流して良いと許可している情報に限るが)、どんどん電子の海に蓄積されていく。勿論、情報というものは取捨選択して得るものだから、それら全ての情報が一斉になだれ込んでくるとか、そういうことではない。
 便利なのは、検索が楽なこと。意識体がその情報の溜まっている電子の深海と同調してくれているおかげで、『こういう情報が知りたい』と感覚的に願うだけで、その知りたい情報が深海から浮き上がってきて、目の前に現れてくれるのだ。
もちろんdiveの機能はそれだけでは無いのだが。かつてない規模の革新を各世界中に巻き起こしたdive。diveに関する情報も、電子の深海にはたんまりと蓄積されている。それら全ての情報をしっかり覚えようとすれば、丸々一年はかかるに違いない。それほどdiveというものは多くの人に影響を与え、影響を与えるに値する機能を持っている。モンクレール 2012

 それにdiveは機能という枠を超えていて、それ自体が一つの世界、いや、それよりも大きな枠の存在とも言えるのだから、至極当然、多くの世界の人間がこれにアクセスすることにはなる。大きな物に巻かれることで安泰を得たいと思うのは人間の性の一つだからだ。
 そういう大きなものに混ざり込む何千万という意識体のうちの一部となることで、溶けた状態にて、TAGSIGNは情報を集めてみる。
保管を行うのでは何かしらの弊害が起きるのではないか、と不安も投げかけられています。しかし刻跳委員会の面々は特別な措置を取ることを、話し合うことすらしていないということですので、約七割ほどの意識体から不安感情が高まってきている様子ではあります。”零化”と言えば真っ先にMouth putting of the earthの事件が多くの人々に呼び起こされます。あの生命のいた惑星二つを消失させた事件は、diveで観測してきた中ではもっとも多くの人間が命を失った事件でもあります。あの事件からすでに二十五年の月日が流れていますが、その傷跡は多くの人の胸内に残留しています。零化した刻跳者は危険な存在であるという認識が高まったキッカケでもあります。零化した刻跳者は殺してしまうべきではないのか、という過激な意見も当時は出ましたが、罪を犯してもいない零化した者を殺してしまうのは、あまりにも酷ではないのかという意見が各世界での主流となりましたことから、隔離された世界である第零深層境界に封じるという措置を取るに落ち着くに至りました。それが約二十五年前の出来事。Mouth putting of the earth事件です』
 ”零化”…。刻跳者には必ず付きまとうリスク。
 TAGSIGNも時たまにdive内サッカーや野球に参加することがあるが、今日はそういう身体を使う趣味をしたい気分ではないし、そもそも趣味をしたい気分じゃない。
(零化している人物の数は例年と比べて増加。……例年と比べて、約十五倍……。異常だな。これは遂に、僕も御終いってことかもな……) 
 例年の刻跳者が零化する数は、三十人程度、だった。それが今年は四百五十人にまで増えているという。異常について様々に調べるつもりだったTAGSIGNだが、暗雲のような心境が漂い始めて、意識が重たくなってくる。眠い。
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【2011/10/25 11:24 】 | 小説
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